【同車種との比較】2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞【ブリヂストン】～2019ステップクルーズとの違い、他の2020ステップクルーズシリーズ（スタンダートタイプ）との違い～

スポーティーなデザインのシティサイクル（※1）「ブリヂストン・2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞（※2）」は「走行中の安定感を重視したい」「段差や悪路での衝撃を少しでも和らげたい」「お買い物やお出かけだけでなく中長距離の通勤や通学で使用したい」という方におすすめのです。

2020　ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞

T.Xマットカーキ（ツヤ消しカラー）

E.Xマスタードイエロー

E.Xバイオレットブルー

F.Xアクティブレッド

T.Xクロツヤケシ（ツヤ消しカラー）

（※1）日常生活用でよく使われる一般的な自転車のことをシティサイクル（City cycle）と呼びます。ママチャリ、軽快車などとも呼ばれます。
（※2）「2020　ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」の色は全部で5色です。リヤキャリヤ(後ろの荷台)やドロヨケも同じ色で統一されています。

「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」の外観はスポーティーでオシャレだけど実用性は？

このページを読まれている方は、「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」のデザインを気に入っているという方が、多くいらっしゃる思います。しかし、その一方で、「実用的な自転車なのか？」「乗り心地はどうなのか？」「長距離での使用はどうなのか？」「自分には適した自転車なのか？」などと疑問に感じておられる方がおられると思いますので、ここでは「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」の性能面について見ていきます。

「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」の特長

車体のねじれにくいタフフレームを採用しているため車体がガタつきにくく、長期間快適に自転車を運転することができる
幅広のタイヤを装着しているため段差での衝撃を受けにくい
幅広のタイヤを装着しているため走行中幅の狭いタイヤより車体が安定する
変速機が取り付けられているため、変速機が取り付けられていない自転車に比べ、漕ぎだしはスムーズに行える。そのため、トップスピードになるまでの時間を短縮できる
内装変速は停車中でも変速できるので、停車する機会の多い信号のたくさんある街中でもストレスなく走行できる
ハンドルはリラックスした姿勢で運転できるクルーザーハンドルのため、長時間運転していても疲れにくい
スポーティーなデザインなのにまたぎやすい
27kgまでの荷物を積むことができるパイプリヤキャリヤ

「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」は、車体のねじれにくいタフフレームを採用しているため車体がガタつきにくく、長期間快適に自転車を運転することができる
長期間快適に運転できる自転車に欠かせないものは、フレーム耐久性の高さです。「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」は、一般的なシティサイクルのフレームとは違い、車体のねじれにくいタフフレームを採用しているため、車体がガタつきにくなっています。そのため、「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」は、一般的なフレームのシティサイクルよりも、長期間快適に自転車を運転することができます。

「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」は、幅広のタイヤを装着しているため、段差での衝撃を受けにくい
26インチタイヤを装着している自転車は、20インチや22インチタイヤを装着している自転車よりも、段差の衝撃を受けにくいです。「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」の場合、タイヤのサイズが26インチであることに加え、タイヤ幅の広いファットブロックタイヤを装着しているため、一般的なタイヤを装着している自転車よりも更に、段差の衝撃を受けにくくなります。

幅の広いファットブロックタイヤ

画像出典：ブリヂストンサイクル株式会社

「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」は、幅広のタイヤを装着しているため、走行中幅の狭いタイヤより車体が安定する
26インチタイヤを装着している自転車は、20インチや22インチタイヤを装着している自転車よりも、走行中車体が安定します。「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」の場合、タイヤのサイズが26インチであることに加え、タイヤ幅の広いファットブロックタイヤを装着しているため、一般的なタイヤを装着している自転車よりも更に、走行中車体が安定します。

「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」には、変速機が取り付けられているため、変速機が取り付けられていない自転車に比べ、漕ぎだしはスムーズに行える。そのため、トップスピードになるまでの時間を短縮できる
変速機がある自転車は、変速機を使用することで、変速機がない自転車よりも、トップスピードになるまでの時間を短縮できます。また、変速機があると坂道を変速機がない自転車よりもラクに登れます。また、変速機を道路状況に合わせて使用することで、足の負担を軽減できるため、変速機のない自転車より足が疲れにくくなります。

「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」に取り付けられている内装変速機は停車中でも変速できるため、停車する機会の多い信号のたくさんある街中でもストレスなく走行できる
外装変速機が取り付けられている自転車は停車中に変速できませんが、内装装変速機が取り付けられている自転車は停車中に変速できます。そのため、内装変速機が取り付けられている「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」は、高いギアのまま信号で停車してしまっても低いギアに変速できるため、停車する機会の多い信号のたくさんある街中でもストレスなく走行できます。

「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」のハンドルは、リラックスした姿勢で運転できるクルーザーハンドルのため、長時間運転していても疲れにくい
後方に大きく曲がっている「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」のクルーザーハンドルは、横方向に真っ直ぐなオールラウンダーハンドルのように前傾姿勢にならないため、姿勢的にはスピードは出しにくいです。その一方で、「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」のクルーザーハンドルは、オールラウンダーハンドルよりもリラックスした姿勢で運転できるため、長時間運転していても疲れにくいです。

「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」はスポーティーなデザインなのにまたぎやすい
「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」はスポーティーなデザインですが、よく見ると低床フレームになっているため、自転車の乗り降りがラクに行えます。

27kgまでの荷物を積むことができる「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」のパイプリヤキャリヤ
「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」には、27kgまでの荷物を積むことができるクラス27のパイプリヤキャリヤが標準装備されています。因みに、クラス27のリヤキャリヤは、リヤチャイルドシートの装着が可能です。

2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞と2019ステップクルーズ（26インチ・3段）＜SC63T＞との違い

2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞と2019ステップクルーズ（26インチ・3段）＜SC63T＞の主な違い

色の違い

2020ステップクルーズ	車種名	2019ステップクルーズ
	画像
1795×580mm	本体サイズ (全長×全幅)mm	1795×580mm
26インチ	タイヤサイズ	26インチ
21.7kg	重量(kg)	21.4kg
内装3段	変速機方式	内装3段
142cm	乗車可能最低身長	142cm
75.4cm～90.2cm	サドル高さ(cm)	75.4cm～90.2cm
鉄、アルミ、ステンレスなど	材質	鉄、アルミ、ステンレスなど
点灯虫（LEDオートライト）	ライト	点灯虫（LEDオートライト）
チェーン	駆動	チェーン
あり	BAAマーク	あり
(ST63T)	車種略号	(SC63T)
ブリヂストン	メーカー	ブリヂストン
50,380円	価格（税込み）	50,380円

2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞と、2019ステップクルーズ（26インチ・3段）＜SC63T＞の主な違いは、色の違いで、スペック的にほぼ同じす。そのため、2019ステップクルーズの中に気に入った色があるという方は、それを選ばれても問題はないでしょう。

2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞

T.Xマットカーキ（ツヤ消しカラー）

E.Xマスタードイエロー

E.Xバイオレットブルー

F.Xアクティブレッド

T.Xクロツヤケシ（ツヤ消しカラー）

2019ステップクルーズ（26インチ・3段）＜SC63T＞

変速のある2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞と変速のない2020ステップクルーズ（26インチ・変速なし）＜ST60T＞とでは何が違う？

2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞と2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜SC60T＞の主な違い

変速の有無
変速の有無による車体重量、走行性能、疲れやすさの違い
価格の違い

2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞	車種名	2020ステップクルーズ（26インチ・変速なし）＜ST60T＞
	画像
1795×580mm	本体サイズ (全長×全幅)mm	1795×580mm
26インチ	タイヤサイズ	26インチ
21.7kg	重量(kg)	21.0kg
内装3段	変速機方式	変速なし
142cm	乗車可能最低身長	142cm
75.4cm～90.2cm	サドル高さ(cm)	75.4cm～90.2cm
鉄、アルミ、ステンレスなど	材質	鉄、アルミ、ステンレスなど
点灯虫（LEDオートライト）	ライト	点灯虫（LEDオートライト）
チェーン	駆動	チェーン
あり	BAAマーク	あり
(ST63T)	車種略号	(ST60T)
ブリヂストン	メーカー	ブリヂストン
50,380円	価格（税込み）	44,880円

変速の有無
「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」には変速機が付いていますが、「2020ステップクルーズ（26インチ・変速なし）＜SC60T＞」には変速機が付いていません。

変速の有無による車体重量、走行性能、疲れやすさの違い
変速機がついている車体と変速機がついていない車体では、変速機がついている車体の方が、車体重量は重くなります。そのため、少しでも自転車に降りてからの取り回しを行いたいのであれば、変速機のない車体を選らんでもいいでしょう。

ただ、変速機のある車体は、変速機をうまく使うことで、変速機のない車体よりも、トップスピードになるまでの時間を短縮できます。また、道路状況に合わせた変速を行うことで、足の負担を軽減できます。そのため、片道5kmを超えるような中長距離を走られるという方は、変速機がついている車体を選ばれた方がいいでしょう。

価格の違い
「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」と「2020ステップクルーズ（26インチ・変速なし）＜SC60T＞」の価格の違いは、変速機の有無によるものです。

「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」と「2020ステップクルーズ（26インチ・変速なし）＜SC60T＞」とで迷ったら？
「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」と「2020ステップクルーズ（26インチ・変速なし）＜SC60T＞」とで迷った場合、片道5km以内の比較的短距離であれば変速があっても疲れ方に大きな差は出ないのでどちらを選ばれてもいいですが、少しでも自転車に降りてからの取り回しの行いやすさを優先させたい方は、「2020ステップクルーズ（26インチ・変速なし）＜SC60T＞」を、走行距離は短くても走行中少しでも疲れにくい方を選びたいという方は「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」を選択されるといいでしょう。ただ、片道5km以内であっても停車する機会の多い信号機のたくさんある街中を走行されるという方や坂道が多い場所などで使用するという方は、変速機がついている「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」を選択された方がいいでしょう。

2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞と2020ステップクルーズ（700C・3段）＜ST73T＞とでは何が違う？

2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞と2020ステップクルーズ（700C・3段）＜ST73T＞の主な違い

タイヤの大きさの違い
車体重量、車体全長の違い
乗車可能最低身長の違い
タイヤの大きさの違いによる走行性能の違い
価格の違い

2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞	車種名	2020ステップクルーズ（700C・3段）＜ST73T＞
	画像
1795×580mm	本体サイズ (全長×全幅)mm	1890×580mm
26インチ	タイヤサイズ	700C (約27インチ)
21.0kg	重量(kg)	22.7kg
内装3段	変速機方式	内装3段
142cm	乗車可能最低身長	149cm
75.4cm～90.2cm	サドル高さ(cm)	80.0cm～95.3cm
鉄、アルミ、ステンレスなど	材質	鉄、アルミ、ステンレスなど
点灯虫（LEDオートライト）	ライト	点灯虫（LEDオートライト）
チェーン	駆動	チェーン
あり	BAAマーク	あり
(ST63T)	車種略号	(ST73T)
ブリヂストン	メーカー	ブリヂストン
50,380円	価格（税込み）	51,480円

タイヤの大きさの違い
「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」は26インチのタイヤを装着していて、「2020ステップクルーズ（700C・3段）＜ST73T＞」は700C（約27インチ）のタイヤを装着しています。

車体重量、車体全長の違い
タイヤの大きさが違うと車体重量、車体全長が違ってきます。

乗車可能最低身長の違い
「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」の最低乗車可能身長は142cmで、「2020ステップクルーズ（700C・3段）＜ST73T＞」の最低乗車可能身長は149cmです。

タイヤの大きさの違いによる走行性能の違い
タイヤの大きさの違いで次の表のように走行性能が違ってきます。ただし、26インチと27インチは1インチの差なのでこれらの差は20インチや26インチほどの著名な差ではありません。

＜参考　26インチタイヤの自転車と27インチ自転車の違い＞

26インチ		27インチ
27インチよりふらつきにくい	漕ぎだしの安定感	26インチよりふらつきやすい
27インチよりふらつきにくい	停車直前の安定感	26インチよりふらつきやすい
27インチより小回りが利きやすい	小回りの利きやすさ	26インチより小回りが利きにくい
27インチより安定感がない	スピードに乗った状態での安定感	26インチより安定感がある
27インチより漕ぎにくい	漕ぎやすさ（長身の方）	26インチより漕ぎやすい
27インチより行いやすい	取り回しの行いやすさ	26インチより行いやすい

26インチタイヤを装着している「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」は、700C(約27インチ)タイヤを装着している「2020ステップクルーズ（700C・3段）＜ST73T＞」に比べ小回りが利きやすい、漕ぎだしや停車する際にふらつきにくい、自転車に降りてからの取り回しが行いやすいなどの特長があります。その一方で、走行中スピードが乗った状態では26インチより700C(約27インチ)の方が車体が安定します。段差での衝撃を受けにくいのも700C(約27インチ)です。また、長身の方に限っては26インチより700C(約27インチ)の方が漕ぎやすいです。

価格の違い
「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」と「2020ステップクルーズ（700C・3段）＜ST73T＞」の価格の違いは、車体の大きさの違いによるものです。

「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」と「2020ステップクルーズ（700C・3段）＜ST73T＞」とで迷ったら？
小回りの利きやすさ、漕ぎだしや停車する際のふらつきにくさ、自転車に降りてからの取り回しの行いやすさを優先させたい方は、26インチタイヤを装着している「2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞」を選ぶといいでしょう。走行中車体をより安定させたい、段差での衝撃をできるだけ減らしたいという方は700C(約27インチ)タイヤを装着している「2020ステップクルーズ（700C・3段）＜ST73T＞」を選ぶといでしょう。また、長身の人に限りますが、漕ぎやすさを優先させたい方は700C(約27インチ)タイプを選ぶといいでしょう。

ただし、26インチと700C(約27インチ)はタイヤの大きさが1インチほどしか違わないので、これらの差はそれほど大きなものではありません。

2020　ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞のスペック、その他（最後に）

2020　ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞

本体サイズ(全長×全幅)mm	1795×580mm
タイヤサイズ	26インチ
重量(kg)	21.7kg
変速機方式	内装3段
乗車可能最低身長適応身長	142cm以上
サドル高さ(cm)	75.4cm～90.2cm
材質	鉄、アルミ、ステンレスなど
ライト	点灯虫（LEDオートライト）
駆動	チェーン
メーカー	ブリヂストン
価格（税込み）	50,380円
BAAマーク	あり
車種略号	(ST63T)

2020ステップクルーズ（スタンダード）モデルシリーズ一覧

車体種類・車体番号	タイヤサイズ	変速	ライト
2020ステップクルーズ（700C・3段）＜ST73T＞	700C （約27インチ）	内装3段	LEDオートライト（プチトリオ点灯虫）
2020ステップクルーズ（26インチ・3段）＜ST63T＞	26インチ	内装3段	LEDオートライト（プチトリオ点灯虫）
2020ステップクルーズ（26インチ・変速なし）＜ST60T＞	26インチ	なし	LEDオートライト（プチトリオ点灯虫）