2020フロンティアは「近場のお買い物やお出かけなどの普段使いで使用したい」「メンテナンスの機会を減らしたい」「できるだけ走行中のトラブルを減らしたい」「坂道の多い場所でも安全に運転できる電動アシスト自転車に乗りたい」「前傾姿勢にならずリラックスできる姿勢で運転したい」「スイッチパネルの操作は簡単なものがいい」という方におすすめの電動アシスト自転車です。
2020フロンティア
F.Xカラメルブラウン
E.Xノーブルネイビー
F.Xベルベットローズ
M.XHスパークルシルバー
E.Xクリ-ムアイボリー
2020フロンティアはお買い物お出かけ向け自転車にも関わらず様々な機能が搭載されています。ただ、2020フロンティアに様々な機能が搭載されているからといって、あなたにとって必要な機能かどうかはまた別の話です。そこで、ここではあなたにとって2020フロンティアの様々な機能があなたにとって必要かどうかを見るために、2020フロンティアの機能面の説明を行っていきます。
「2020フロンティア」の特長
8.8Ahのバッテリー
Ah(アンペア)の数字が大きければ大きいほどバッテリーにたくさんの電気を貯めることができます。2019年以降に発売された大手3社(ブリヂストン、ヤマハ、パナソニック)の電動アシスト自転車のバッテリー容量は6.2Ah~ 16.0Ahですので、8.8Ahのバッテリーはやや小さめです。
強モードばかり使用しても連続約32kmの走行が可能
バッテリー容量 | 8.8Ah |
1充電あたりの走行距離 | 【パワー】約32km 【オート】約55km 【エ コ】約85km |
全体から見るとバッテリー容量は小さめですが、2020フロンティアには自動充電機能が搭載されているため、フル充電の状態から強モードばかり使用しても連続約32kmの走行が可能です。そのため、1日の走行距離が5~6kmの方であれば週1回程度の充電で済みます。(1日の平均走行距離が10kmを超える方の場合、2020フロンティアのバッテリーだと1週間のうちに何度も充電することになるので、バッテリーの劣化を早めてしまいます。そのため、12.0Ah以上のバッテリーを搭載している電動アシスト自転車を選んだ方が長期的に見れば経済的です。)
走行中に充電できる自動充電機能
道路状況やアシストモードの強さによって違ってきますが、フル充電の状態から充電がなくなるまでの間に約1割の電気を貯めることができます。(昨年度のモニターによる測定値)
内装3段変速
外装変速は走行中にしか変速できませんが内装変速は停車中に変速できます。因みに電動アシスト自転車はどのギアに入れていても普通に走りますが、道路状況に合わせた変速を行うことで、電動モーターの負担を軽減できるのでバッテリーの節約になります。
車体の力が分散されるため車体が長持ちする両輪駆動
一般的な電動アシスト自転車は後輪駆動です。人が漕ぐ力も電動モーターによるアシストも後輪に伝わるようになっているため、後輪ばかりに力がかかります。一方、「2020フロンティア」は両輪駆動です。人が漕ぐ力は後輪に、電動モーターによるアシストは前輪に伝わるようになっているため、前輪と後輪に力が分散されます。そのため、後輪にばかり負担のかかる後輪駆動の電動アシスト自転車よりも、前輪と後輪に力が分散される「2020フロンティア」の方が車体が長持ちします。
安全に減速できるモーターブレーキ
タイヤに直接ブレーキをかける一般的なブレーキの場合、坂道でスピードが出てしまって慌ててブレーキをかけるとタイヤがスリップする可能性が高く危険です。一方、電動モーターの力を抑制して減速するモーターブレーキは坂道でスピードが出てしまっても安全にスピードを落とすことができます。
チェーンのように外れず注油のいらないカーボンベルトドライブ
カーボンベルトドライブはチェーンのように外れず注油がいらないないので、通勤通学中のチェーントラブルを回避できたり、注油などの定期的なメンテナンスを省くことができます。
車体のねじれにくいタフフレーム
「2020フロンティア」は一般的なフレームより車体がねじれにくく、丈夫なタフフレームを採用しています。
お買い物に便利なオーバルバスケット
お買い物に便利な幅広のバスケットです。<幅40cm×奥行32cm×高さ24.5cm(上面)>
施錠すると同時にハンドルもロックする一発二錠
後輪を施錠すると同時にハンドルもロックする便利な機能です。ハンドルがロックされるので駐輪中電動アシスト自転車が倒れにくくなるだけでなく、荷物を載せ降ろしする時に便利です。
ボタン一つでかんたん操作できるスマートワンタッチパネル
「2020フロンティア デラックス」のスイッチパネルは、ボタン一つでかんたん操作できるスマートワンタッチパネルになっています。そのため、スイッチパネルの操作にほとんど気を取られずに運転に集中できます。
またぎやすいフレーム
「2020フロンティア」は低床フレームとなっているため、またぎやすくなっています。またぎやすいので、電動アシスト自転車の乗り降りがラクに行えます。
リラックスして運転できるセミアップハンドル
セミアップハンドルはハンドルが後方に大きく曲がっています。そのため、横方向に真っ直ぐなT字ハンドルのように前傾姿勢にならず、常にリラックスした姿勢で運転できるので長時間運転していても疲れません。
2020フロンティアデラックスを選択肢の一つにあげられている方はと同じブリヂストンの2020アシスタU DXでよく迷われることがありますので、ここでは2020フロンティアデラックスと2020アシスタU DXの比較を行います。
(※1)バッテリー容量の違い、(※2)走行距離の違い(※2)
2020フロンティアより2020フロンティアデラックスの方がバッテリー容量が大きので、2020フロンティアより2020フロンティアデラックスの方が1回の充電で長い距離を走ることができます。
(※3)ソーラーテールの有無
2020フロンティアにはソーラーテールが備わっていません。2020フロンティアデラックスにはソーラーテールが備わっています。ソーラーテールとは太陽光で充電し夜になると自動点滅するリヤライトです。そのため、ソーラーテールがあると夜間でも車のドライバーから早い段階から気づかれやすいので安心です。
(※4)空気ミハル君の有無
2020フロンティアには空気ミハル君が備わっていません。2020フロンティアデラックスには空気ミハル君が備わっています。空気ミハル君はタイヤの空気圧の不足を赤いサインで知らせてくれる装置です。そのため、その装置により空気の減りにすぐに気づくことができるので、タイヤの空気が少なくなることで生じるリム打ちパンクを未然に防ぐことができます。
(※5)価格の違い
価格の違いの主な要因はバッテリー容量、走行距離の違いです。ソーラーテールの有無、空気ミハル君の有無が価格に影響を及ぼす割合はバッテリー容量、走行距離に比べると小さいです。
2020フロンティアと2020フロンティアデラックスの比較表
2020フロンティアと2020フロンティア デラックスの選択で迷ったら
1日の平均走行距離が5~6kmまでの方は2020フロンティアを選ぶといいでしょう。1日の平均走行距離が10km前後の方は2020フロンティア デラックスを選ぶといいでしょう。また、1日の平均走行距離が走行距離が短くてもバッテリーの充電回数を極力減らしたい方は2020フロンティア デラックスを選ぶといいでしょう。
画像 ブリヂストン 2020フロンティア
本体サイズ(全長×全幅)mm | (26型)1870×555mm (24型)1820×555mm |
タイヤサイズ | (26型)26インチ (24型)24インチ |
総車両重量(kg) | (26型)26.1kg (24型)25.5kg |
1充電あたりの走行距離 | 【パワー】約32km 【オート】約55km 【エ コ】約85km |
変速機方式 | 内装3段変速 |
適応身長 | (26型)139cm以上 (24型)135cm以上 |
バッテリー容量 | 8.8Ah |
充電時間 | 約2時間30分 |
最後に
ブリヂストン「2020フロンティア」は、近距離の移動がメインのお買い物、お出かけ向け電動アシスト自転車ですが、ブリヂストン独自の機能(両輪駆動、モーターブレーキ、カーボンベルトドライブなど)が充実しているため、一般的な電動アシスト自転車よりも長く快適に使用したい、安全に乗りたい、走行中のトラブルを減らしたい、メンテナンスの機会を減らしたいという方におすすめです。
それでは、あなたに一番適した電動アシスト自転車に出会えることを願いながら、ブリヂストン「2020フロンティア」の説明を終わらせていただきます。最後まで説明を聞いていただき、ありがとうございました。
2020年モデル 26型
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2020年モデル 24型
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2020年モデル 26型
2020年モデル 24型
2020年モデル 26型